昨今、マンション大規模修繕工事において、安いコンサル費用で受注して、意中の施工会社に工事を落札。

その見返りとして施工会社からリベート・キックバックを得るという悪質なコンサルタントの存在がネットや

週刊誌を騒がさせています。

その額は工事費の数パーセントから10数パーセントとも言われ、言わば、工事を発注するマンション管理組合から

「だましとる」という悪質なものです。

また、それは設計・監理を行う建築事務所に限らず、マンション管理士やマンション管理会社の場合もあります。

大規模修繕工事に充当する「修繕積立金」は所有者のみなさまが、何年も掛けて積み立ててきた大事なお金です。

また、管理会社は管理組合のお金を管理している関係で、資金がいくらあるのかなどの情報は簡単に知ることが

できます。

・築10年ぐらい経過し、そろそろ大規模修繕について検討しましょう！

・工事は長期修繕計画の通り、〇千万円程度が見込まれます。

　数年後の大規模修繕に備え、修繕積立金を値上げしましょう！

などなど様々な手を使って、修繕積立金を取りにきます！

そんなことが許されて言い訳がありません。

しかしそれは、住民の皆さんが住まわれている建物に関心がなく、

管理会社に「お任せ」でいることにも原因があります。

私たちは、そんなやり方をするコンサルタント（専門家）と一緒にしてほしくありません。

やはり、「適正な時期」に「適正な金額」で「適正な工事」をしてほしいと願っています。

そのための「お手伝い」「アドバイザー」として利用してほしいと思っています。

そんな仲間が集まり、「M（マンション）R（リニューアル）C（コンサルタント）ネットワーク

（MRCネットワーク）」を立ち上げました。