自主点検のすすめ

◆自主点検のすすめ

 【ことば】自主点検とは、法令や保守契約によるものではなく、管理組合の発意により計画的、継続的に

                  行う点検。

『自主点検』が管理組合にとって、最も身近で重要であるという共通認識

結果をもとに来期の事業計画や収支予算案を作成し、総会で承認 ⇒ マンションの維持管理の仕組みとして

の位置づけ資格や専門知識が必要なものは別にしても、自分たちが住まうマンション、管理会社任せではなく

自分たちで建物や設備やその状態を知ることは最低限必要なことです。

例えば、長期修繕計画、これは修繕周期を目安として、どれくらいの資金が必要なのかを準備するためのもの

です。

なにも計上された年度に必ずしも工事を実施しなければならないというものではありません。

しかし実際は長期修繕計画にあるからといった理由だけで既に規定通りに工事をさせられていませんか??

◆自主点検のやりかた

 「チェックシート」による点検

  点検する内容は住民の皆さんでもわかりやすい部位と現象に絞って目視で軽微な不具合や異常を発見する

  ことを想定し、異常の有無を判断するといったもので、高所や足元が不安定な場所、立入禁止場所などは

  除外する。

  具体的な内容については、できれば建物の実情に合ったシートの作成を専門家に依頼したり、場合によって

  一緒に立ち会ってもらい、どういう不具合や異常なのか説明を受けると良いでしょう。

  巡回後に結果を持ち寄り、報告をまとめ、不具合や異常の重要度や緊急性を考慮し、今後の方針について

  確認をする必要があります。