「トラブルメーカー?コンサル契約のマンション管理士」(マンション管理新聞 2017年12月5日第1057号)

「マンション管理士」は「管理業務主任者」と違い、試験にさえ合格すれば

マンション管理の実務経験ゼロでも登録することができます。

つまり、机上の知識のみの管理士も数多くいるようです。

とくに不動産関係や法律関係の仕事の中で、片手間とまではいいませんが、

そういう専門家が取得したり、定年等で会社を退職した方がマンション管理に興味をもち、

受験したりするケースも数多くあるようです。

前者はともかく後者は往々にして自分が住んでいるマンションの「管理」に不満や疑問を

抱いている方が多いようにも思えます。

マンションはそのマンションの立地環境等によっても住んでいる方も様々。

その中で、マンション管理士は人を相手にするわけですから、考え方も十人十色。

それに対応できなければなりません。

しかしながら、本来、中立の立場のアドバイザーであるべきが、管理会社などに対する

クレーマー的存在となり、まとまる話もまとまらなくなってしまうケースもあるようです。

昨今の不良コンサルタント云々についても、管理組合の顧問という立場を利用し、設計事務

所や施工会社に情報を流し、出来レースの中でリベートをとっているところもあるようで

す。

マンション管理士さんは年間コンサルタントとしていわゆる「顧問」契約をしているケース

が多くその立場を利用した「不良マンション管理士」も・・・。



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